手に鍼を刺す

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灸の仕組みと鍼灸のメカニズムについて

鍼灸における灸治療とはもぐさを使用して熱による刺激を患部やツボへ与える治療方法です。直接灸と間接灸という、大きく分けて2つの治療方法があります。直接灸はもぐさを皮膚に直接乗せて着火させる方法です。もぐさの大きさは、米粒程度のものもあれば、小指程度のものまであります。着火したものを直接皮膚の上に乗せておくため、熱による刺激はとても強く、治療後は皮膚に水泡ができることも珍しくはありません。治療の跡として残った部分のことを灸痕と呼びます。間接灸は灸点紙と呼ばれる専用の用紙を、もぐさと皮膚の間に入れてから着火する治療方法です。もぐさと皮膚のあいだに挟むことによって、もぐさによる熱を和らげてくれるため刺激はあまり強くありません。灸痕も残りづらいため、安全性にも長けています。ほかにも、薄くスライスした生姜やニンニクなどを挟む手法や味噌を塗る手法もあります。これらは隔物灸と呼ばれていますが、現代的な灸治療の視点ではあまりメジャーとは言い難いです。
続いて鍼灸のメカニズムと効果が出る理由について説明します。鍼灸治療で鍼がなぜ効果があるとされているのか、どのような効果が働いているのかには、実は諸説あります。一般的に知られているのは、刺した針の刺激による免疫系や自律神経系への働きかけによって、鎮静効果や自己免疫力の向上です。しかし、針刺激によって与えられる影響としては他にも、筋肉の緊張が緩んで血液の巡りが良くなることで症状が改善することを始め、末梢神経による痛みの信号を遮断する、痛みを抑えるためのエンドルフィンが脳内に分泌されるなどの説もあります。灸の場合は、熱刺激による血行改善による効果が主とされているのが特徴です。血行が良くなることで、造血作用が促進される、免疫物質が血液内に分泌されるなどの効果があり、それによる影響で患部の治療に役立てるといわれています。

鍼灸の治療方法の違いと効果について

鍼灸は組み合わせて呼ばれることもありますし、鍼灸師という資格や職もあるくらいですから、同じものや似たようなものとして混同する人は珍しくありません。たしかに、患部を治療するという面では一致してはいますが、具体的な治療方法については全く違うものです。
まず、2つの違いの大きな特徴と言えるのは、やはり治療に使用している道具の違いが挙げられるでしょう。鍼治療は患部に針を刺すのに対し、灸治療は燃やしたもぐさを患部に乗せるのが主な治療方法です。
また、治療効果の面でも特徴が分かれます。鍼は治療後すぐに効果を実感できますが、灸の場合は徐々に改善していくものになります。ただ、人によってはこの効果の現れ方が全く逆で、灸のほうが即効性を感じ、鍼のほうは徐々にしか効かないというパターンもあります。個人の体質の問題はもちろん、どんな症状や疾患を改善するために治療をするのかによっても異なると言えるでしょう。鍼は針を患部やツボに刺して刺激を与える治療法、灸は燃やしたもぐさを患部やツボに乗せることで熱刺激を加える治療法であることがわかります。また、それぞれに複数の治療の手法があり、効果を発揮するためのメカニズムも異なります。どちらも固有の魅力があり、治療の目的やスタイルによってどちらの治療方法を取るべきかが変わってきます。鍼灸治療への理解を深め、自分に合った治療方法を試してみてはいかがでしょうか。

美容鍼の効果は限定的?鍼灸の持続時間の目安

鍼灸で使用されている美容鍼を受けてみたいけれど、どれくらい効果が続くかわからない点が不安という人は少なくないようです。施術中の見た目から、実際に美容鍼を受けてみるまでは「怖い」、「痛そう」というイメージが先行してしまい、効果の持続性がどうしても気になってしまうというのもうなずけます。しかし、美容鍼に対する不安を取り除くことができれば、安心して受けられるようになるはずです。そこで、今回は鍼灸の美容鍼の持続性について解説します。
同じ鍼灸の美容鍼の施術をしても、深いシワと細かいシワとでは効果を感じる時間が異なりますし、刺激に対する反応には個人差もあります。また、ニキビや肌荒れに対する効果とリフトアップとでは、鍼を刺すことによって起こす反応も異なるため、効果を感じる持続時間も違ってきます。もともとの症状の度合いや鍼を打つ位置によっても効果の持続時間が異なるため一概には言えませんが、期待される効果ごとのおよその持続期間は次のようになっています。リフトアップは約2日。ニキビ・肌荒れについては約2週間~3週間。目の下のクマは約1週間です。リフトアップを期待しても2日だけしか持たないと聞くと、受けても意味がないと思う人もいるでしょう。しかし、これは初めて美容鍼をしたときの持続期間です。美容鍼は定期的に繰り返すことで効果を実感できる時間が長くなるという特徴があります。なぜなら、美容鍼が皮下組織を刺激できるのは鍼を刺している間だけですが、その刺激によって引き起こされた反応はその後も続くからです。コラーゲンやエラスチンの産生量の増加や、血流の促進は長時間続くわけではありませんが、それによって肌のターンオーバーが正常化したり、保湿力が高まったりすれば、持続時間も徐々に長くなっていくと考えられます。

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